大阪桐蔭の根尾昴選手って知っていますか?2018年ドラフト候補の選手です。
この選手、本当に凄いです!
投手をやれば148キロ!打順は名門・大阪桐蔭の4番バッター!
さらに内野、外野も守る三刀流。
清宮幸太郎選手が霞むほどの逸材ともいわれています。
1年生の頃からレギュラーとして試合に出場して走攻守のすべてで活躍するユーティリティープレイヤーです。
彼の中学時代からボクは注目していたのですが!
そんな彼もラストイヤー直前ですね。
そこで今日は大阪桐蔭・根尾昴選手の大特集を調べてみましたー(^_^)! 2018年ラストシーズンを目の前にこの生ける伝説を見逃さないでくださいー(^o^)!
大阪桐蔭・根尾昴選手のwikiプロフィール・名前の読み方など
wiki風プロフィールがこちらですー。 読み方:ねお あきら 生年月日:2000年4月19日 身長:177cm 体重:75kg 出身:岐阜県飛騨市 出身小学校:飛騨市立河合小学校 出身中学校:飛騨市古川中学校 高校:大阪桐蔭 出身シニア:飛騨高山ボーイズ 投打:右投・左打 ポジション:投手・遊撃手・外野手 打順:主に4番 球速:148km/h
大阪桐蔭・根尾昴選手の小学校時代
小学6年生で中学3年生越えのストレート
根尾昴選手は小学校の頃、中日ドラゴンズジュニアに選抜入り。
札幌ドームで最速128キロをマークするなど当時から規格外でした。
この128キロってどれくらい速いか分かりますか??
一般的に小学生で速球派と言われるのが、大体100キロです。
そして、草野球で速球派と言われるのが、大体115キロです。
さらに、中学生で速球派と言われるのが、大体125キロです。
そうなんです!
根尾昴選手が当時記録した最速128キロというのは超小学級の球なんです。
多分、草野球とかで野球したら野球好きのお兄さん・おっちゃん達からバッタバッタと三振を奪えるほどの球!
そして、ボク的に見ると・・・あのMAJOR・茂野吾郎の小学校時代よりも速い!
・・・はず。
そんぐらい凄かった。
もう小学6年生が中学3年生へと飛び級するくらいのレベルです。
ダルビッシュと田中マー君を越えた。
ちなみにこの自慢の鉄砲肩は凄くて・・・、
な、なんと!岐阜県ジュニア地区対抗陸上競技大会のソフトボール投げで小学生歴代全国1位の89メートル92センチを投げたそう。ハンパねぇ!全国1位って。
しかも、その記録を計測した時・・・会場内にどよめき立つ事態になったんだそうです。
ちなみにメジャーリーグで活躍する日本球界を代表する田中将大選手もダルビッシュ有選手も敵わない記録です。
田中将大選手は67メートル、ダルビッシュ有選手は74メートルだったそうです。
いや、この記録も凄いんですが・・・。
根尾昴選手の記録を聞くとこの2人の記録も霞んでみえますね(´・ω・`)
す、すごいぜ・・・根尾昴選手。
ちなみに100メートルを走っても速かった!
なんと、全国5位の成績を叩き出したそうです。
野球との出会いは小学2年生
根尾昴選手が野球に出会ったのは小学2年生です。
お兄ちゃんの影響で野球を始めたそうです。(ちなみにお兄ちゃんも高校時代はエースで県大会準優勝するほどの実力者)
入ったのが軟式少年野球チームの古川西クラブ。
当時は投手とサードを守っていたそうです。
その頃の根尾昴選手は何も特別な練習は行っていなくて家族とキャッチボールするくらいだったそうです。
ただ・・・やぱ、頭が良かった。
やはり、ただのキャッチボールでも考えながら練習していました!
ある新聞のインタビューで投げるコツについて語っていました。
「投げるコツは『腰を回し、背筋を伸ばすこと』。全身を効率よく使うことを意識し、目下の課題も体重移動だ。左足の踏み込みを改善し打者のボールの体幹速度を少しでも上げたい」
え?
ナニコレ・・・。小学生が言うようなことなの?ちょっと新聞の記事を読んでてビックリしました。
そして、どんどん少年野球界で話題になった根尾昴選手は・・・、
ついに2012年NPBジュニアトーナメントに選出されて出場することになります。
小学生の頃から全国の大舞台を経験していたんです。
しかも、バンバンと120キロ後半のストレートを投げ込んでいました!
身長は170センチと周りの子よりも大きかったです。
ちなみに当時から超小学生級、規格外の怪物くんと小学校野球界で騒がれていたらしいです。
ちなみに小学校時代の根尾昴選手の投球動画
そして、中日ドラゴンズジュニアに根尾昴選手が選ばれた2012年。
野球少年の根尾昴選手は甲子園にハマっていました。
連日、テレビで観戦していたそうです。
2012年の夏の甲子園といえば・・・分かります?
そう、あの大阪桐蔭が藤浪晋太郎選手と森友哉選手を擁して、甲子園春夏連覇と達成したあの年!!
「ずっとリアルタイムで見ていました。よく覚えてるのは、テレビに試合が映ってるとき、選手が常に止まっていないことですね。どんなときでも必ず、ずっと動き続けていたという感じがある」
・・・と当時のことを根尾昴選手は今でも覚えているそうです。
世界大会出場のスキーは2歳から
実は根尾昴選手・・・。
野球よりも先に夢中になったのがスキーです。
2歳から初めました。・・・2歳って。凄すぎる。
あの天性のバランス感覚はこれかぁ!と思いました。
ちなみに根尾昴選手のスキーについてお母さんはこう話します。
「地域の大人の方や上級生に負けじと滑っていました。一日中、スキー場の営業時間いっぱいまで滑ることもありましたね」
そりゃあ、
岐阜県の強化選手に選ばれるワケだぁ・・・。
そうです。根尾昴選手は小学生の頃から岐阜県のスキー強化選手に選ばれてこちらも一生懸命に練習していました。
「実家はど田舎で、森の中、山の中ですから」
根尾くんがそんな風に語るようにスキーと身近な環境にいたんでしょうね!
ちなみに小学校時代のスキーの動画です。
かわいいですね(^_^)
陸上でも県下に知れ渡る。
陸上は河合陸上スポーツ少年団でやっていたようです。
小学生でソフトボール投げの全国歴代1位の記録を叩き出し、走っては全国5位。
本当に凄いです。
小学校は岐阜県飛騨市立河合小学校
根尾昴選手は岐阜県にある飛騨市立河合小学校の出身です。
学校の方針としては、自ら考え、心豊かなにたくましくやりぬく子を育てることです。
まさに、根尾昴選手だなぁと思いました!
根尾昴選手の小学校時代の成績
■野球
MAX128キロ(既に中学3年生並)
中日ドラゴンズジュニアに選出
■陸上
100M走→5年生時13秒65
100M走→6年生時13秒18
ソフトボール投げ全国1位の89メートル92センチ
走っては100メートル走全国5位
第28回全国小学生陸上競技交流大会岐阜県予選会100M走1位
■スキー
岐阜県強化選手に指定
大阪桐蔭・根尾昴選手の中学時代
根尾昴選手は中学時代から注目されていました!
実は根尾昴選手は中学時代から注目されていて、色んなニュースで取り上げられていました。
なのでコアな高校野球ファン達の間で根尾昴選手が中学校三年生の時には、どこに進学するのか??と大注目でした。
そのため、大阪桐蔭に進学と聞いた時はネット上では「おぉーーー!」となったのを覚えています。
根尾昴選手は古川中学校の出身
根尾昴選手は岐阜県飛騨市の古川中学校の出身です。
根尾昴選手が大阪桐蔭中学出身と書いているブログもあったりしますがガセ情報なのでご注意ください!
古川中学をグーグルマップでも調べてみました!
中学校の隣りにはトレーニングセンターとかもあるようですね!
ちなみに・・・
根尾昴選手が中学校3年生のときの生徒数はこちらになります。
1年177名→1年:5学級 2年186名→2年:5学級 3年193名→3年:5学級 合計556名→特学:2学級
(合計17学級)
※生徒会長を務める
※成績はオール5
根尾昴選手は中学校3年生の時には生徒会長も務めていたので、
555名の全校生徒の前で何か色々とスピーチなどしたかもしれませんね(^_^)
古川中学校の方針としては「いじめ防止」に力を入れているところです。
学校のイジメというのは社会問題化していますもんね。。。
本当に素敵な方針を古川中学校は大事にしているんだなぁと思います。
またいじめ・暴力・差別・偏見等については学校の授業でも取り上げたり、生徒会活動でも適時取り上げたりしているようで生徒一人ひとりが主体的に問題に取り組んでいるそうです。
根尾昴選手は生徒会長だったのでこの問題に直面するコトもきっと多かったでしょう。
そう考えると人を思いやる気持ちが根尾昴選手には備わっているかもですね。
また古川中学校では、「ありがとうの花を咲かせよう!運動」が実施されています。
「ありがとうの花を咲かせよう!運動」とは?
① 自分自身が昨日より、今日こう変わった!といえる
② 人や物とつながり響き合った!といえる
③ 嫌な・辛い・苦しいことでも考え方や工夫で楽しく感じられるようにする。
ちょっと読むと何のことか難しいですが、
自分自身に自信を持つこと、人や物を大事にして輝く人間関係を築くこと、考え方・見方を変えるというコトを学んで工夫や方法の変更で自己の可能性を広げることを古川中学校は大事にしているということです。
根尾昴選手もこの「ありがとうの花を咲かせよう!運動」の中で成長してきたので仲間を思いやり、自分の可能性を広げるために見方・考え方を変えながらも自己実現に向かって努力する人に育っているかもしれませんね!
やっぱり、中学教育って相当大事なのかもです。
ちょっとおもしろいのが・・・
「ありがとうの花」運動の中にあったかい言葉かけ運動というのがあるのがあるのですが、H27年度の記録に当時の根尾昴選手の言葉も載っています。
ちょっと読むとほんわかしますね(^_^)
○2016年2月
落として割れてしまった皿の掃除を手助けしてくれた。 気が落ち着いていなかった僕に… 何も言わず、サッとほうきでとってくれた。本当に有難かった。 【3E 根尾くんより N くんへ】
根尾昴選手、中学時代に皿を落として割ったことがあったんですね!
○2016年1月
毎朝挨拶運動をしてくれています。 自分も挨拶運動は頑張っているつもりなんですが…… 挨拶に全てをかけているように…一人一人に声を掛ける彼の姿はかっこいいです。 全校生徒を見ていて挨拶を返してくれる生徒が増えたのも やっぱり彼のお陰です。 ありがとう!! 【3E 根尾くんより N くんへ】
毎日あいさつ運動を根尾昴選手は頑張っていたんだなぁと分かるエピソードです。
(Nくんの登場多いなw)
○2015年11月
ここ最近、寒いせいもあって、残り始めてきた牛乳。 彼は身体を張って、その牛乳を飲んでくれてます。 K くんは班の人たちと協力して残量を減らそうとしてくれます。 クラスで給食残量0を目指している中で、やっぱり彼の存在は大きいです。 ありがとう!! 【3E 根尾くんより K くんへ】
根尾昴選手のクラスでは、クラスメイトで助け合いながら給食残量0を目指していたのかぁと!クラスの雰囲気も良さそうです。
○2015年6月
給食班の班長のNさん。給食の配膳から片付けのまでタイムを計ったり、できていないことは何かをいつも 気にかけていたりして「40 分合掌」に全力で動きます。おかげで「40 分合掌」の割合が増えました。 楽しい給食時間を増やしてくれて有り難う 【3E根尾くんより Nくんへ】
でた!Nくんw
「40 分合掌」・・・よく分からないけど、なんだか凄そう!(^_^)
また学校HPでは中学校の頃の根尾昴選手を見ることができますよ。
○卒業式
1番目の写真の左上に根尾昴選手を発見
○二十七会
根尾昴選手が生徒代表として挨拶しています。
○県スポーツ賞
根尾昴選手の表彰式の様子が分かります。
古川中学校・・・。
調べれば調べるほど、素敵な中学校でした!
人への思いやりと自分自身の可能性を大きく広げていこう!という考え方で生徒思いな学校とも伝わってきます。
根尾昴選手もこの中学の出身だから、人を思いやる素晴らしい選手なのかも。
ボクたち野球ファンには表面上の実績しか見えませんが、中身も凄い選手なのかもしれません。
ちなみに中学校の成績はオール5!身体的にも頭脳的にも本当に凄い才能がこの古川中学校で育ったというところですね!
ちなみに古川中学校では陸上部に所属。
土日がボーイズで平日は陸上部として生活を送っていました。
当時の根尾昴選手の担任だった橋本先生は、根尾昴選手はクラスの憧れの存在だったと話します。(もちろん、男女関係なく)
野球でもスキーでも世界大会に出場していればねぇーそりゃあねー。
ただ普段はたまに抜けているところがある普通の中学生だったようです!
根尾昴選手の中学時のボーイズ時代
「超中学級」・・・そんな言葉を聞いたのがこの根尾昴選手が初めて。
中学時代の松坂大輔やダルビッシュ有や中田翔よりかも凄いです。
根尾昴選手は中学時代は中学硬式クラブチームで野球をやっていました。
所属していたのが飛騨高山ボーイズです。
飛騨高山ボーイズ紹介
2011年に日本少年野球連盟に加盟するなど比較的、歴史が浅いチームではあります。
チームが大事にしているのは中学で終わる選手を作るのではなく、高校で発展する選手を育てること。そのため、基本的野球技術の向上に力を入れています。
【監督】
森本健吾さん
アマチュア時代は中日ドラゴンズの岩瀬投手とバッテリーを組むなど活躍したキャッチャー。
根尾昴選手と同じく古川中学校出身で、高校は市立岐阜商業に進学。
その後、NTT東海へ入社して社会人野球NTT東海で主軸打者を務めました。
第61回都市対抗野球全国大会では準決勝で敗退しましたが、首位打者と若獅子賞を獲得し全日本代表にも選出した経歴の監督さんです。
【練習日及び練習場所】 ●練習日 土曜日・日曜日・祭日 9:00~17:00 ●練習場所 高山市国府町宇津江 国府グランド 雨天・冬季は屋内練習場(国府屋内アリーナ・B&G体育館・宮川屋内練習場)
【部 費】 ●入団金 15,000円(入団時のみ) ●部 費 11,000円/月
【練習】
基本的野球技術の向上が目的なのでウエイトトレーニングなどは行わず、ランニング、自体重系のトレーニング、基礎練習が中心だったようです。
チームメイトも思いやる
ポジションは投手の他にもショートを守りました。
またチームメイトの食事の量にも気を配るなど友達思いな一面もあったようです。
すでに世界デビュー済
中学時代はなんと!
あのメジャーリーグで活躍した野茂英雄さんが代表を務めるNOMO BASEBALL CLUBのJUNIOR ALL JAPAN 2015に選出。
2015年8月19日から25日までの1週間、ロサンゼルスで地元のチームと試合をしたりメジャーリーグを観戦したりしたそうです。
その時は、現在、大阪桐蔭でチームメイトとなる横川凱選手とWエースと呼ばれたそうです。
また世界少年野球大会2015でも中日本選抜チームとして選出し世界一にも貢献しました!他にも岐阜県選抜シャークスに選出されて日本一になるなどまさに記録づくめの中学時代でした!
狙わずに球速146キロ
中学二年生で既に140キロオーバーの球速。
中学三年生では最高球速は146キロまで達しました。
中学生で146キロは速い。狙って投げていたのかな?と思いきやそうでもないらしいです。
「速い球を投げようというよりも、意識していたのは、軸の動きをどれだけ真っ直ぐに保ったまま投げることができるか。スピードについては体が大きくなったということもあって、いつの間にか上がっていた感じです。やはり軸がぶれたら体がうまく回りませんので」
なんだか、勉強になりますね。
目的よりもその通過点をどういう形で通過するか意識することが大事なのかなぁと思いました。
なんだか、野球だけじゃなくてサラリーマンの仕事面にも活かせそうな考え方です。
成績はオール5と優秀の根尾昴選手。
既にこの頃から理論派。投球フォームについて中学時代から色々と考えていた様子がインタビューからでも分かります。
「軸が真っすぐになっている投げ方になるには、猫背で投げないことです。自分にとって動きにくい形は、投球動作において妨げになりますので。猫背になると投げにくいので、僕は動きやすさと、効率良く動けるフォームと姿勢を求めていました」
投球フォームについて日々、考えていたようですね!
中学時代から根尾昴選手は、スーパー中学生としてメディアにも取り上げられて、TBS系列のスポーツ番組のS1では彼の投球を見た元・プロ野球選手が「もう彼はすでにプロで通用します!」と言ったほどです。お世辞かもしれませんが、本当に凄いことが分かりますね><
昔、阪神タイガースに中学生からプロ入りした辻本賢人投手がいましたが、その時の彼よりも根尾昴選手の方が実力は上。
もうこの頃からコアな野球ファン、プロ野球スカウトからマークされていました。
野球ファンが多い2ch掲示板では、根尾昴選手の中三秋頃から「進学するのはどこ?」とスレッドが立てられて連日、議論がされていました。
しまいには、根尾昴選手はあの高校がいい!あの高校に行ったほうがいいんじゃないか?となる始末。
この頃から、もうすでに野球ファンたちから注目されていました。そして、高校野球スカウト達の争奪戦が繰り広げられていました。
ちなみに・・・、現在・オリックスで高校時代は東海大相模のWエースの一人として話題になった吉田凌選手は中学時はMAX135キロで100校の高校から誘いがきたらしいので、根尾昴選手はすごい校数から誘いが来たかもしれません!
そりゃあ、最速146キロで中学世界大会にも出場!もう超SS級。しかもオール5で生徒会長も務めるなど本当に心技体が揃った選手。こりゃあ、欲しくなるでしょ。どんな強豪校も!
そんな中で進学したのが大阪の強豪・大阪桐蔭でした!
どうして大阪桐蔭に進学したのでしょう??やぱそのブランド力?と思いきやそうでもないらしいです。
根尾昴選手に惚れた大阪桐蔭・西谷監督
大阪桐蔭の西谷監督は才能を持った選手に素晴らしい練習をしてその能力を伸ばして世に送り出したいと思っている方。
だから大阪桐蔭の選手は短所を直すという指導よりも長所を伸ばすという指導方針。
多少、短所があってもそこは目をつぶって選手の良いところをドンドン伸ばして突出した選手に育てていこうという監督さんです。
プロに進んだ中日・平田選手の高校時代の打撃フォームを見ても、並の指導者なら入学時点ですぐに矯正されると思います。しかし、それを直したら魅力の打撃力が損なわれると考えて伸び伸びと大きく育てる考え方です。
1番、多感なこの時期に試合に負けたとしてもそれぞれの個性を大きく伸ばし、突出した選手に育てているんだと思います。
だから、大阪桐蔭出身の選手は結果も出しやすいし、プロの指名数も増えてきています。
中村剛也選手、西岡剛選手、辻内崇伸選手、平田良介選手、中田翔選手、岡田雅利選手、浅村栄斗選手、藤浪晋太郎選手、森友哉選手・・・とここ数年を見てもメチャクチャ多い大阪桐蔭出身のプロ野球選手。
そして、共通して言えるのがプロ1年目から活躍するケースはあんまりないということです。おそらく、プロ入団後は短所を攻められたり、短所の矯正からさせられるんだと思います。しかし、そこを克服したらなんのその。みんな大活躍しています。
すみません。
前置きが長くなりましたが何が言いたいかというと西谷監督はそういったこれからの日本野球界で活躍する選手たちの才能を自分の高校で大きく発展させよう!と考えている人です。
だから、全国各地で逸材がいると聞いたら、北海道から沖縄までその足で自分の目でその球児を確かめに行きます。
するとやはり、甲子園の超強豪校の監督なので自分を見にきてくれたと思うと中学球児の心は打たれるものがあるんだそうです。
根尾昴選手の時も同じように練習や試合や授業の合間を縫って何度も大阪から岐阜県飛騨高山に通って根尾昴選手を見学に行ったんだそうです。
「医者になるなら慶応、プロ野球選手目指すなら大阪桐蔭」・・・、お父さんがお医者さんで将来、医者の道も周囲から期待されていた根尾昴選手は中学三年生のときは迷いに迷ったそうです。
しかし、やはり「プロ野球選手になりたい」ということで自分自身が人間として1番成長できる場所はどこかを考えた時に出た答えが大阪桐蔭だったそうです。
「グラウンドに立っている姿から他の高校と違って、存在感が違いましたし本当にかっこよかったですね。僕もこうなれるのかなと思いました」
また練習風景や甲子園で大阪桐蔭がプレーしていた姿を見て憧れていたにも事実。やっぱり。大阪桐蔭めっちゃカッコイイですもんね!
昔の高校球児たちがよく言う、PL学園に憧れるような感覚じゃないですかね?
ちなみに・・・、
PL学園に憧れてPL学園に進学し、卒業してからはPL学園の野球マンガを書いているなきぼくろ先生のあの大名作の紹介は過去記事で書いてます。
また、大阪桐蔭の寮生活などの様子などは中学の頃から知っていたと思います。
いちお、大阪桐蔭の寮生活の厳しさは過去記事にまとめています。
これは地獄のような場所をも言われた、まさに体罰のないPL学園のような寮生活と言ったところでしょうか。
こりゃあ・・・、
大阪桐蔭出身選手が凄くなるのは「当たり前」と言ってもいいかもしれません。
けど逆に世間とシャットアウトだから伸び伸びと成長できるのかも。
中学時代から既に全国各地から注目されていた根尾昴選手。
大阪桐蔭でどれだけ大きくなるか楽しみです!今の時点だけでも凄まじい成績を残していますが・・・。
根尾昴選手の高校時代の記事はまた今度書きます(^_^)!
ちなみに大阪桐蔭・西谷監督も惚れた根尾昴選手の中学時代のピッチング動画がこちらです!
見たら分かるんですけど、股関節の使い方が相当すごい!
ぎゅーーーーーーーーーーーー、ズバン!とまるで右腰が左腰に当てるように身体を回転させます。これで驚異的な爆発的スピードを作っています。
まさに腕で投げるではなく、股関節で投げるという感覚ですね(^_^)
ピッチャーやっている人なら分かると思います!
また横からの投球動画を見れば分かるのですが、しっかり前に飛んで投げることができています。スピードを出すにはこの飛ぶという直線的動作が必要。
ハッキリ言ってこの2つのピッチング技術を組み合わせるのは容易ではないのですが、それをいとも簡単に組み合わせている。
この技術に強靭な下半身と全身バネの良質な筋肉。
それをなせるのはスキーで培ったバランス感覚かもしれませんね!
それを考えるとMAX146キロを出せるのも理解できます(^_^)
根尾昴選手の中学時のスキー時代
根尾昴選手は中学硬式クラブチームに参加する傍ら、スキーもやっていました。
ただこれが中学校の部活なのかは謎です。
夏の期間は活動できないので冬の期間だけ限定的に結成された部活動なのかもしれません(^_^)!
ただ根尾昴選手のスキーの腕は凄まじく・・・。
中学校二年生で全国大会優勝するほどの腕前。しかも、中三の3月にはスキーの世界大会に日本代表として参加するなどもうすでに大舞台を経験。
スキーをしている根尾昴選手の動画がyoutubeにありましたのでよろしかったらどうぞー(^_^)!
根尾昴選手の中学時代の成績
■総合
岐阜県スポーツ賞受賞
■野球
第46回岐阜県支部予選2回戦にてノーヒットノーラン達成
第46回岐阜県支部予選準優勝
球速:MAX146キロ(中学生最速?)
岐阜県選抜シャークスに選出
第22回村瀬杯府県選抜野球大会岐阜県選抜シャークスとして優勝
2015世界少年野球大会中日本選抜チーム選出
2015世界少年野球大会中日本選抜チームとして優勝
JUNIOR ALL JAPAN(日本代表)に選出
第34回世界少年野球大会優勝
■スキー
アルペンで全国・県大会大回転と回転で優勝(史上初)
第52回全国中学校スキー大会アルペン男子回転優勝
第54回トッポリーノ大会(イタリア)に日本代表として出場-U16男子GS44位
大阪桐蔭・根尾昴選手の高校時代
youtubeで検索してみると彼のプレー集などもまとめられているほどです!
ピッチングがこちら!
大阪桐蔭・根尾昴選手の特徴
三刀流の選手と呼ばれてミニ大谷翔平ともいわれています。
投手をやれば148キロ!打順は名門・大阪桐蔭の4番バッター!
さらに内野、外野も守る三刀流。
こんな選手、今まで見たことないですよね!!
2017秋季大会では大活躍して、あの報知高校野球の表紙を飾るほどです。
彼のラストイヤーが本当に楽しみで楽しみで仕方ありません。
大阪桐蔭・根尾昴選手って彼女いる?
実は大阪桐蔭野球部には鉄の掟があります。 全寮制で外出禁止で携帯も禁止だそうです。なんですと・・・、しかもその上に・・・
さらに「恋愛禁止」!
一応、表向きは彼女いないで通しているでしょうね。 けど・・・、中学時代からの彼女とかがいる可能性はありえます。まぁー結局、分からずじまいです。てか、彼女いる、いないなんてどっちでも良いじゃないですかw いても、いなくても良い選手には間違いないんですからね(^o^)
まるでPL学園みたいな鉄の掟ですね。
大阪桐蔭・根尾昴選手のTwitter(ツイッター)
最近の球児はツイッターやインスタグラムをやっているんですが、根尾昴選手はやっていません。 なぜなら・・・大阪桐蔭の野球部ルールで携帯電話禁止だから出来るはずがないのです(´・ω・`)
悲しいですね・・・横浜高校の選手は普通にTwitterとかやっているんですけどね。
大阪桐蔭・根尾昴選手のドラフト2018指名予想
個人的には日本ハムファイターズかなぁと思います。
日本ハムファイターズはその年の一番の選手をドラフト指名するので、
根尾昴選手はゼッタイに選ばれるんじゃないかな???と思うんですよね。
どうだろうなぁ。。。
しかも育成も上手な球団なので根尾昴選手が大きく成長するには十分な球団じゃないかなぁ?と思います。
※追記※
中日に入団しましたね!
大阪桐蔭・根尾昴選手まとめ→野球好きは考えた
ハッキリ言いますが、2018年ドラフトの主役でしょう。
この選手には華があります。
活躍すること間違いなしだろうなぁと本当に思っています。
ただ・・・個人的にはぜひ投手で見てみたいんですよね。
けど、プロ野球の舞台で三刀流っていうのも面白いかもしれませんね。
しかし、こんな選手を育てる大阪桐蔭の西谷監督はすごいです。
今まで、色んな選手を育ててきていますが・・・潜在能力としてはこの根尾昴選手はピカイチなんじゃないかなぁ?と思います。
しかも、性格も真面目そうなので十分に着実に成長していくんじゃないかな??っって思います。
2018年のセンバツと夏の甲子園。
もうゼッタイに見逃せない根尾昴選手のラストイヤーですね(^_^)!